サカイトシノリ/アトリエ・パグロ
TOP PROFILE ART-works DRAWING-daily NOTES PUBLIC-works
LINK
〜20072010〜2013〜20172018





個展延期! 2020/4.13


 2月、3月とグループ展をこなし、さあ、汐留のアートフェアだとの矢先に、延期決定。(その後中止に)そして4月、新型コロナウイルス蔓延防止協力となり、個展が9月に延期。(本当にできるのか?)病院・療育園仕事も再開の見通しができない。なんか、中止・延期の嵐が吹いています。そうそう、イタリア制作旅行も中止ね。

 主たる仕事は、当然絵は描くのだけれど、もうひとつの柱は、協力金・補助金・減額等申請作業。最初は慣れなかったが、最近は同様ねという感じで出来るようになった。ただ文化庁の補助金は申請後の実績後払いなので、ちょっと違いましたね。そろそろ、終わりにしたいところです。人間さもしくなるようで、嫌になります。堂々と稼ぎたいよね。










横浜で個展 2019/11.29〜11/8


 ゲッスイ展終わって、すぐに横浜で個展でした。ここは、2週間にわたって金土日の週末のみの開催です。基本的に都内の方にはDMを出しませんでした。アウエーでどこまで出来るか?というサブテーマです。

 開いてみると,このギャラリー集う楽しい仲間の多いこと。ぜんぜん寂しい思いをしませんでした。感謝です。そして、そのサブテーマですが、今回5000円の小品を20点作りました。モノプリントの版画ということと安い額縁を手に入れたことで実現できました。結果は、完売!うれしいね。

 そして、もうひとつ。大きめの作品を何点か売りたかったのですが、成し遂げられず残念。しばらくストックしていつの日か再度チャレンジ。自分なりにいい作品とおもったものは、結局売れるのです。ダメと思ったモノは、人知れず処分。絵描きの内状ですね。

 ありがとう横浜、またいつの日か。










ゲッスイトリエンナーレ 2019/11.20〜24


 僕が主宰している、恵比寿にある絵画教室アトリエ・サガン、月曜水曜クラス。通称ゲッスイ。そこの3年ごとに開催している展覧会「ゲッスイトリエンナーレ'19」 今回で4回目になります。会場は目黒区美術館のギャラリーで、9つの個展会場と大部屋のグループ展で構成されています。

 この展覧会は、約40人の出品者全員が自分の絵が入ったDMをもって来場者を動員していること。とくに個展組の動員力はすごいので、5日程の期間で7~800人は来場しているのではないかと思います。絵は描いてなんぼ。そして観てもらってなんぼ。さらに売れたら最高。ということで、みんな知り合いに販売しています。

 このような公的な場所では、販売は禁止となってます。アマチュアでも音楽ホールでは入場券を販売できるのに、絵は売っちゃいけないなんて、最初から絵描きは貧乏でいいてことだよね。売って歯抜けのようにならなければ、自分の裁量でやればいいのです。

 そして、全員の小品コーナーもあります。もちろん販売してます。購入交渉権をゲットするやり方です。ほとんどが親族友人に買い取られるのですから、高くしてはいけません。どんなに大きくても5万円以下にしています。そうすると、次回も買ってくれるのです。だって、3年後もっといい絵を描いているのだから。

 最終日、搬出して、打ち上げパーティー。みんなニコニコで、今年も終わりね。ご苦労さまでした。










重心廊下壁画制作 2020/10/17〜19


 たぶん、今年最後のこども医療センター。ここは、旧館の地下一階で、古くて放置された感ありありのところ。看護課長が頑張ったんだろう、なんでここは汚いままなの?ってね。総務も夏の大雨停電騒ぎでお金がないとか言ってたけれど、実現できてよかった。ここは、最初の頃、浴室天井にクジラをかいたところで、思い出深い重症身障者施設。

 ここは、もともと退院とかないところで、親御さんの面会が日常的に続いています。そのよな入口廊下が、暗い・クロスが剥がれている・使わないロッカーが置いてある、、、相当な場末感でした。先がない中で、少しでも軽やかな環境をつくりたい。まずは、剥がれたシートをボンドでくっつけて、穴ぼこをパテで埋める。あとはペイントだ。

 ここは、20メートルほどの壁が2枚続きます。背景の色構成を整えて、左に3匹の子豚、右にブレーメンの音楽隊が題材です。この中を気持ちよく歩かれた方は、たぶん気づかれない。じーと見つめて、あれ、これは!となるような作業です。押しつけがましいことはしませんし、NGです。

 そして、僕らは壁だけじゃない。サービスなんだけれど、下駄箱の塗装に木製天板をつけて、いい感じに。さらに雑多な手書きサインを一つにまとめてあげる。ここまでやらないと、よい空間にならない。やらざるおえないのだ。

 この旧館の2~3階の新生児病棟は、大規模改築できれいに蘇りました。それで、なおのことここがおざなりに見えたのです。そのこともあり、中の昭和風のダサイサインをシート替えのみで今風に。サインは大切よね。














台北アートフェア参加 2019/8/22〜26


 手術室の仕事を終えて翌週、アートフェア参加のためタイペイに行きました。台風ドンピシャかと心配しましたがチョイずれてそれほどでもなくよかった。

 場所は官庁街のど真ん中に、ポッカリ公園があり、元は倉庫街でそれをリノベーションしたおしゃれなところ。あちらには、無印良品のような誠品グループがあって、そこのホテルでした。日本と違って広くてゆったり展示できます。そして、多くの来客者です。。。しかし、みんな写真撮ってポーズばかり、いまはやりのインスタ映えねらい。困った風潮です。

 滞在中1日、東京から友人が来てくれて、念願のエビ釣りに行きました。ここは釣り堀で、釣ったテナガエビを自分で塩を振って焼き、食べることが出来ます。さらに、普通に中華料理を注文でき、宴会可能というリクレーションですね。台湾は、美味しいし、夜の街をプラプラするのも楽しい。というよりも、昼は暑くて大変です。

 今までは、ソウルで手漉き紙を仕入れてましたが、タイペイでも探しだし、大量にゲット。個人的には目的達成です。あっと、、、数点ですが売れました。でも赤字だね。

 無事、搬出し、最後の夜を出品者で食事して、翌日は朝一番の飛行機で帰り、そのまま教室の予定でした。が、しかし、痛恨の思い込みミス。マイルでタダ券フライトだったのですが、取った帰りの便は夜の7時だった。朝、空港に行ったらまっ暗。あれ??空港って24時間じゃないの??状況を理解するのにちょっと時間がかかりました。

 思い込みは怖いね。外はアッツイし、一人でプラプラ観光する体力も残っていない。結局、12時間空港で過ごしました。初体験ね、トランジットもこれほどの長時間はない。何をしたかというと、コンセントの蕎麦の椅子で、次回の旅のプラン作り、行き先も飛行機の乗り継ぎも、見えました。アパート検索も。もうバッチリ。いい時間でした。教室欠席してしまいごめんなさい。タダ券はチェンジできません。また来たい台湾。












手術室ドア、シート貼り 2019/8.15〜17


 だいたい、このお盆の頃は、こども医療センターですね。普段は入れない手術室なんて、僕も緊張します。すべて着替えてフル装備で作業です。

 はじめて知ったことですが、最近の手術って、自分で歩いて入っていくんだって。麻酔のトラブルを最小にするためなんだね。そこで、子供たちが、あの金属ドアの前で泣いて困ることがあるとのこと。そこで、友人が参加している横浜ロータリーが記念事業として寄附してくれることになりこの案件が実現できました。感謝です。

 もともと、ドアには動物のお手製の絵が貼ってありました。子供たちには、手術前から「お猿さんところにいくのよ〜」練習するそうです。ですから、既存の動物ラインナップでシートデザイン。完成後、このキャラクターで連絡カードも作りました。「その後調子はいいかい?」お猿さんから手紙が来る感じです。

 今回のポイントは、ドアの前に立つ場所があり、空いた瞬間に機械類に目が行かないよう、その動物の食べ物が床に点々と手術台まで。実際効果があったかどうか聞いていませんが、そんな目的ね。

 そして、後日。横浜ロータリー寄贈という銘板を取り付けました。出入口が2カ所あるので、2パターンで。というのも、親御さんも親戚も、どなたも中の様子を見ることが出来ませんので、紹介がてら手術室スタッフのコメント共にレイアウトしました。ほんと、元気になって欲しい!




















マントンに行ってきました 2019/6/26〜7/9


 パリに到着早々、乗り換えてマルセイユへ。今回は歩いて国境を超えられる街に滞在するので、無理な入国はありません。初日は、エクサンプロバンスでセザンヌのアトリエを訪問すること。いやはや、身体慣れていないのに、気温43℃!お迎えは強烈な暑さでした。一応、マルセイユも見ましたが、寂れて危ないところね、皆さんがエクサンに住みたがるのも分かります。

 セザンヌのアトリエは、絵の中で知っているモチーフに溢れて、窓の外は、絵そのものの風景。印象派の皆さんは、希手を狙ってませんね。そして、翌日、バスでマントンへ。ヨーロッパは、バスがホント便利。途中、モナコの景色も見られるしいいね。

 マントンは、モナコの隣で国境の街です。近隣と同じくアルプスの山々が海岸までせり出し、眺めのいい「鷹巣の村」がたくさんあります。アパートは旧市街の中、出入りに階段・坂道があり、タダで昇るな水・ワインを買って昇れの約束事になる。

 晴れが続き、アッツイのですが内陸の盆地とは違い、さすが海岸沿い過ごしやすくてよかった。例によって、釣りをしたり、身体を冷やしに海につかり、街をプラプラ買い物をしてアパートに戻る。滞在型の旅満喫です。そうそう、昨年の満ち引き10数メートルと違い、地中海は「ゼロ」!なるほどね〜〜と思う。

 だいたいが格安の路線バスで移動。またニースまでワンデートリップ、目的はヴァンスのロザリオ教会。マチスの傑作ですね。その旧市街は、城壁に囲まれ、かわいいお店がいっぱい。なるほでね、女性雑誌の特集に何度も出る理由が分かりました。きれいな街です。

 また、一度はやらねばと歩いて国境を越えて戻り、電車に乗って10分イタリアに入国、ヴァンテミーリアへ。もうそこは、スクーターが走り回り、街がざわついています。市場も活気あり。それに安い!そこからバスで、ドルチェアクアというかわいらしい名前の村へ行く。ここの旧市街がほとんどが洞窟の中に出来た迷路で、アミューズメント感いっぱいでした。で、表にあったレストランでパスタ。ホント美味しい!!!やっぱりイタリアンだね。

 さて、ビーチに行ってジュージューしようと、グーグルマップを眺めると、近くにカップマルタンというのがある。さらに、路線バスで行くとその上の古城があるらしい。ガイドブック持って行かないので、いつもこんな感じね。古城の眼下には旧市街の瓦屋根、そしてビーチ、さらに向こうにモナコの街。絶景だ。これが、コートダジュールの青。コルビジェの別送もあった。いいところ、2回も行ったさ。

 この時期の旅に付きものは、地元のお祭り。今回は、なんと「スープドポアゾン、魚スープ祭り」地元の教会の行事なんだけれど、ほんとくだらないことで盛り上がれるって、素晴らしいです。日本の田舎も勉強すべき。そういえば、バスクでは「マグロ祭り」だったな。

 制作は、至って順調だった。大方いい感じに出来ているのに、以後東京でそれを地として無くしてしまうのはもったいない話ですよね。近々そのような意志をもって制作しようと思う。今は、この先どうなのよ???の考え。山の緑と穏やかな青い海、それがコートダジュール。マルセイユ→ニース→モナコ→マントン→ヴァンテミーリアとイタリアに近づくにつれ、楽しくなります。そんなイタリアを待ち望む予感が今回のテーマになった。

 最後の写真は,アパートの窓からの眺め、チラッと海が見えます。すぐ隣が教会で、いいところなんだけど、分かりますよね。坂道タイヘン。そんな思い出を残して、パリ経由で帰国。帰れば、まだまだ梅雨空でした。












出発する前に 2019/5〜6


 いつもの4月に個展を終えて、6月の末に旅に出るパターンです。その間は、旅の準備・絵の素材・台紙の制作をまずやります。現地で、つまらない下地に時間を取られないためにね。それで、おぼろげながら、次はこうしたい、この問題をクリアしたい等、前回の個展で次の方向性がでている。あとは、現地の味付けが入ればできあがりだ。

 さて、今年はどうだったかというと。5月の連休に、横浜の幼稚園の階段手すりに壁の塗装をしました。夜は野毛で飲んで、園室に泊まり込みながらやりました。楽しかったね。そして、毎度のことこんな時期に冬支度の薪割り。これを終わらすと安心する。

 そして、旅立つ前に、家人に対して、僕、やることやったからね風の仕事をやります。今年は、腐ったデッキの修理。朽ちた部分を切り落として、?ぎ合わせました。そして、木道も朽ちたので、割石の床作り。我ながらうまいもんだ。

 さらに、系列の新町保育園。国道に面したマンションの一階なのだけれど、誰が見ても保育園って分かるようにしてと依頼され、リスマークの耳でシート貼り。インパクト出ましたね。最後に、出発前ギリギリに、鎌倉のショップの看板取り付け。トンボ帰りだけど遠いね。









個展 2019/4/13〜20


 今回は、サンマロの夕焼けを題材にした赤い個展でした。前回が青一色で、今回は赤一色。希なことを2回続けてやりました。還暦過ぎると、垢抜けるどころかアホなことをしつこくやるようになるのかな。若い頃の自分には想像もつかないね。傾向と対策で絵を描いていた時代、あの段階でやめて、先のことは考えず、いかに仕上げるかに注視していた。

 今じゃ、この先なんなの?まだ先あるでしょ?と、どんどん密度を増すことになった。気持ちの中に、やり尽くした先に、とってもスバラシイ、あっけらかんとした軽やかさをひょうげんできるのではないか?期待しているのだ。まだまだ続くのかな?もうそろそろおしまいにしようよ。













おみおくり壁 2019/1/11〜12


 新年の作業は、暮れから決まっていたのですが、いつもお世話になっている神奈川県立こども医療センターです。暮れのお泊まり室の時に、こちらの線描きをしておいたのでスムーズな仕事入りです。

 ここは、地下一階で、屋外に出入りできるドアがあります。両脇に配膳室と薬剤備品庫があり、しょっちゅう業者さんの出入りがあります。また、職員の1階との裏通路ともなっていて、けっこうな通行量です。

 そんな廊下は、実はもうひとつの面があって、それは,亡くなられたこどもさんと両親が出ていくところ。悲しい場になる廊下なのですが、なんとも業務感いっぱいの場末的空間でした。
 
 最近、緩和ケアの実践ということがあって、その一環で壁画を描くと言うことです。こどもを亡くした親・親族の痛みを軽減するのが、与えられた目的。いつも通り、地色の変化で大きな構成をする。それ自体で移動のなかでストーリーとなる。キャラクターは、大きな意味では付属品なのです。

 制作中、職員に声をかけられました。「私のこどももつい先日、ここから出ていきました。うれしいなあ、こんなことしてくれて。がんばってください!」実際に経験した方の声、ジーンときちゃった。気持ちのよい廊下になりました。

 実は、続きがあって、長い40メートルの廊下の後半の20メートルを施工しました。出来上がってみると、なんで最初の半分やらないの?という感じです。というのもエレベーターから出てすぐに、最初の20メートルがあるのです。これは、やらなければと、知り合いに寄附のお願い。

 そして、好意の20メートル追加で完成です。素晴らしいものが出来ましたよ。やりがいがあります。










お泊まり室壁画 2018/12/13〜14

 
 今年は、札幌の個展で終わりかと思っていたら、子ども医療センターから、院内お泊まり室の壁画制作依頼が来ました。ここは入院中のこどもと両親が一晩過ごすことが出来ます。また、近々退院のこどもが、家での医療行為を含めて、練習の場として使われていると聞きました。

 一枚目の写真で分かるとおり、殺風景な部屋です。だからといって、ギンギラギンの壁画では落ち着きません。いつもの色味で、あわ〜く仕上げました。あたたかく、ほんわかに、落ち着きますように。
 
 みんな、がんばって、げんきになってね!
 
















札幌で個展開催しました 2018/11/22〜27


 10年前に地元旭川で、50歳記念で個展催した。その時、故郷の暖かさは染みわたりました。両親もまだ存命で、ちょっとは親孝行をしたのかなとも思う。会期が終了し、友人が駆けつけてくれました。感謝。。。そこで「10年後、札幌でやるかい?」て声をかけると。「やるべ〜!」ときて、この還暦記念の展覧会です。

 まず、搬入では、5人の同級生が手伝ってくれ、順調に展示終了。ホッとして札幌の夜を満喫。その後、会期中、入れ替わり受付をしてくれ、またまた感謝です。

 今回は、ここ8年分の中から、よき作品を選んで、新作のサンマロも小品20点を加えて、総勢90点を持ち込みました。そして約70点を購入いただき。感謝。感謝。大感謝!です。持ち込んだ荷物が少量になって戻ることは、この上ない幸せです。

  同級生の女性陣に囲まれば、まるでジャニーズか?笑 一度雪も降り、冬の札幌も楽しめたし、なおのこと毎夜の酒が美味い。いいな〜、故郷。場所が道新ギャラリーですから、しっかり新聞にも写真付きで掲載してくれ、そのことで来場者も増えました。

 そして、同期会の還暦パーティーをホテルで開催しました。その前に、ウエルカムパーティーとして、ギャラリーで一杯。友人の弾き語りもあり、1時間半ほどの団らん。いい時間ね。その後の本番パーティーは100名の参加。100名にもなると、「あっ、あああ〜、あとでね、、、」で終わっちゃいます。懐かしい友人と、何にもしゃべれません。残念ですが、2次会、3次会と遅くまで楽しみました。

 2年前から、作品のストック、案内状の準備発送とやってきました。そして、今年の引越騒ぎの中での忙しさ。記念展が成功して、本当に良かった。えっ?10年後があるかって? いや〜〜、こればかりは、なんとも。。。でも旭川で、もう一度、元気なうちにやりたいね。がんばんべ!!!











美幌療育病院サイン一式 2018/8/30〜9/1


 まだまだ夏の東京から北海道の美幌療育病院に行きました。昨年、100メートルの廊下天井画を制作したところです。ここは、もともと国立の療養所でのちに私立の北海道療育園が運営することになったようです。

 その国立で、昭和で、無味、無表情なサイン。僕らのアートワークで浮きに浮いてしまったことを現場の担当者も気づく。これじゃね〜っと、一気に全部取り替えましょうと依頼が来たのです。

 しかし、ぜーんぶ取り替えとなると、予算もかかります。僕らは、現ホルダーはそのまま使い、中身を新しくする案を伝えました。長細い緑の字の室名札を正方形のカラー地にするだけで、昭和からいまの世の中に変わりました。

 美幌はすでに秋。これぞ北海道という景色にも恵まれ、美味しいものを食べて終了。壁画と違って、体力的ダメージなしです。









手術室前廊下壁画 2018/08/11〜12


 夏休み、お盆といえば、いつもお世話になってます神奈川県立こども医療センターで作業です。10年前、初めてここを訪れたときにこのハム太郎のシートは、僕をやる気にさせたのです。小学館からの寄附とのこと、アニメのイラストレーターがモニター画面で作ったのでしょう。色がどぎつい、間がない、そこら中なんかしている、それが両面から襲ってくる。ひどい作品だ。その初めての時、この前で、両親が子どもが出てくるのを待っていた。居たたまれなかった。いつか駆逐してあげようと決めたのです。

 この10年で、僕らの制作した壁が多くなり、駆逐の機会が来ました。クロスに貼ったシートはブカブカ、もう、対応年数は過ぎたでしょうと、壁画制作の依頼が来ました。小児医療基金からの寄附です。僕らの実績が得た結果ですね。

 まずシート剥がしで1日。タイヘン!鉄扉のドアのシートを剥がすのは、さらに何日かかるのだろうか?溶剤も必要で、院内で大量に使うわけに生きません。そこで、剥がさず塗っちゃいました。僕らは、普段からドアはドア、手を付けません。壁は見切りから見切りまで。それが自然なんです。でも、今回だけは禁じ手で。でも間があるデザインですからね。

 ただですら緊張する手術室入り口。いい感じになったんじゃない?
























サンマロに行ってきました 2018/06/20〜7/3


 慌ただしく旅の準備をして、パリ経由で朝の9時、ロンドンに入りました。さあ、いつものワンデートリップの始まりです。持ち時間8時間、まずは空港からチューブでビクトリアまで。これで電車に乗れたので満足。国鉄は信用できないとバスターミナルに荷物を預ける。始まり!!

 ロンドン中心部は歩けるね。まず、昼パブでビール、作戦会議。途中のウエストミンスターの入場行列を見てパス。あらら、ビックベン工事中。で、テートモダンへ川沿いを歩く。当然、ナショナルギャラリーや大英博物館を寄る時間なし。グローブ座の近くのパブで本場のタラの唐揚げとビール。おいしかった。

 その後、川下りの船に乗ってテートブリテン。美術館は2つで精一杯ね。そして、バスターミナルに戻り、いざ、ポーツマスへ。一泊の船旅でサンマロです。いつも通りのわざわざ国境越えの目的地ね。たかがフェリー、されど国際便。情緒ありました。

 目覚めると、サンマロ。スーツケースゴロゴロやって、城壁をくぐると旧市街。無事、アパートチェックイン。
買い出し&見学へ。フェリーのおかげで疲れ軽減です。

 さて、サンマロ。まずは、潮の満ち引きが10数メートルあるのではないか?近くの島に歩いて行けます。ビーチにはだいたいプールがあり、潮が引いたら数100メートル先に海岸線。これがないと、泳ぎたい方は大変なことになる。逆に、冬の大潮の時は、城壁を越すような波がくるらしい。

 もうひとつは、西に向かっての夕暮れ時、ダイナミックな夕焼け空。すべてのものを赤く染めます。それで、サンマロの絵は、赤い絵になりました。還暦だしね。笑

 周辺には、有名なモンサンミッシェル。まわり歩けましたよ。要するにここも満ち引きが大きいのね。中は、増築増築の繰り返しで、迷路のような寺院です。そんなにおいしくないからと言われ、卵焼きは食べず、ヒツジを食べた。ここの塩を含んだ海藻を食べているらしい。美味!

 もうひとつの名物が牡蠣。カンカルというとろへバイクで行きました。海につかっているのではなく。干上がった海の中をトラクターが走り回って作業をしてます。このように、海から出たり入ったりを繰り返すと美味しくなるようです。日本のは、逆につかりっぱなしなのでデカイ。

 あ、それから、この引き潮で、造船所が出来たようです。そう、ここサンマロがフレンチバイキングの基地だったもよう。なるほどね〜〜と毎日城壁を散歩。たかが一週間、滞在することで分かることがありますよね。

 古い街は、江ノ島みたいなもので、お店も土産物的な感じ。そこで。船に乗って対岸のディナールという街に行けるらしいと、行ってみた。なーんだ、きれいなショップに市場。ちょっとハイソな街。住めるなっと思う。

 楽しい時間は、終わりが来ます。帰りの恒例のトランジットパリワンデーです。今回は、小一時間ほどで行けるシスレーの村。いやはや、絵そのままの村風景。木々がキラキラ、水がキラキラ、日差しがキラキラ、はい、印象派絵画そのものでした。なるほどね〜〜、ここでは、そのままでいいんだ。いいところでした。

 毎度お決まりのレアールのカフェで食事。なんと、日本が勝ってる!中休みで、空港へ移動、ここはB線の駅があって、シャルル・ド・ゴール空港まで一本。便利なんだ。大きなショッピングモールもあるしね。そして、空港の出国ゲートで、係官がブースの中から「ドゥー、ドゥー!」という。また怒られたかかと思ったが、「日本2対2」ということ。教えてくれましたが、搭乗までに負けました。笑

 一年に一回の旅、十分楽しみました。絵も出来たしね。またガンバロウ!













北海道療育園で風呂天井画 2018/05/24〜27


 実は、引越の片付けをしながら、この準備をしていました。いつもお世話になっている療育園で、数ある浴室の中で、比較的軽症の利用者さんが生活しているところです。ここの天井は、高く、外部の陽光は入り込む気持ちのよいところなので、キャパがあると考え、いつもより使う色の彩度を上げました。

 今回も、前回に続き、塗装業者の田中さんに手伝ってもらいました。なんとしても、3日半で仕上げるために、彼の作業量が必要です。テキパキてきぱき素早い行動が気持ちよいです。よくある、休憩ばっかりの職人さんとは違います。簡単に言うと、僕らの現場はブラッキーです。笑

 足場の悪い天井画は、本当に疲れます。落ちてけがするわけにいかないので、その分気を使いなおのことです。例の如く、天井仕事は、昨夜の酒がアルデヒトとなって悪さをする。飲むなと言われれば、その通りなんだけれど、疲れているし、サンロクは待っているしね。

 出来上がりは、5月の採光が差し込み、この上なく気持ちのよい空間になりました。よしよし、予定通りだ!!!利用者の方々とスタッフの生活が、ちょっと変わったよ。気持ちよく過ごして欲しい。また来るさ、旭川。












アトリエ引越 2018/01/26〜5/5


 一年前の更新の際、次回はないと伝えられていました。ギリギリになってはいけないので、いい物件はないかと気にしてたら、ちょっと狭くなるが安くてきれいな事務所対応の一軒家が高幡不動の程久保で見つけ、即決!!それが1月の半ば過ぎで、4月の個展が終了後の連休に引越と決めました。先のこととはいえ、ちょっとづつ片付けの開始です。というより、廃棄ですね。

 移転先の物件は、4月半ばに借りてあったので、まずはアトリエの床張りと作品置き場の造作です。これをしなければ、なにももってこれない。

 一人で運べるものは、何度も往復して、自分のバンで運びます。なんかむなしい作業。。。そして、手伝いの連中がやってきて、大物を何往復もして運び入れます。やはり、引越は、友人の中でやらないとね。といっても,入れただけなので、中はタイヘンなことになってます。

 次の課題は、元のアトリエを空っぽにきれいにすること。残った絵は、切り刻みゴミ袋へ。最後は20袋ぐらいになった。9年ぶりに床が現れたアトリエは、希望をもって床造作をしたところ。広いじゃん!で、豊田アトリエとは、お別れです。

 あとは、また一人で、まいにち片付け。また、むなしい作業。。。でも、デスク作業の部屋が出来上がり、作品棚がきれいに収まり、新アトリエの床が見え始める。なんと長い日々が費やされたことでしょう。

 再スタート、60歳・還暦の新アトリエ。お祝いです!!!

 










個展を開催しました。2018/4/16〜21


 今回は、昨年旅したポルトのイメージ「たとえば青」です。ぜ〜〜んぶ、どの絵も青ベース。初めての経験だけれど、やはり会場に華やかさはない。青好きにはいいが、いまいちの赤好きには受けないだろう。と想像していたら、本当にイマイチの売上げでした。今年の暮れにある札幌の個展の分も作ったので、多すぎる青ね。

 制作中、作っている本人も耐えられなくなり、終盤にアクセントとして赤を入れて、自身を落ち着かせた様なところがある。今後の課題として頭に入れておこう。

 制作は、早めに進んでいたからよかったが、額装等の準備が、引越さわぎのなかでやることになった。とんでもない忙しさ。キツイね。個展への盛り上がりと言うより、個展終了と同時に引越開始が恐ろしい。。。

 そんな引越騒ぎでも、暮れの札幌の分、しっかり作れたのでよかった。ほんとによかった。。。


















大山保育園サイン一式 2018/2/1〜2、3/15〜16


 いつもお世話になっています、栃木県上三川町の幼稚園が町立の保育園を譲り受け経営に乗り出すことになりました。さらに、新築園舎で事業開始です。で、お話を頂いたというより、ぜひ僕らにやらせてくださいねと、実現した次第です。

 外壁サインペイントに看板、室名サイン。外構工事と内装工事、2回にわけて施工。最初の施工は、予想通り降雪後の作業で、降り続く中ではなかったものの、除雪から始まり、寒いのなんの!!!建物のテーマカラーは、黄色と黒。サインもその路線で行くと、これが保育園?というくらいシブイ。でもね、キャラクターがかわいいから、すぐに保育園って分かります。もとは、よだれかけ。それをウサギっぽくしました。(スタッドレスタイヤの出費痛い)

 外構工事は、足場が取り外される前に施工するが決まりで、ギリギリ間に合う時期をねらって行きます。それにしても、屋外のペンキは油性速乾硬化剤プラスで、臭いし手は汚れるしタイヘンです。

 そして一ヶ月後の竣工間近の時期に、サイン取付が決まり。新しい園舎は気持ちよいのだけれど、なんだか間が抜けた空間。これをピシリと決めるのがサインです。おいしい仕事ですね。新規で部屋名もすべて決めてくださいとのことでした。なんたって、その前は、うめ、さくら、たけ、、、。昭和の雰囲気です。これを、日本の色の呼び名で作ったのです。う〜〜ん、逆にナウい感じです。

 古くなった建物の空間をいい環境にする仕事が多い中、新築案件は、それなりに楽しいですね。滅多にないけれど。




〜20072010〜2013〜20172018




メールはこちら